機関紙「山里文化新聞」第15号を発行しました

今回のテーマは「砂糖・甘味料」。戦後、甘い物といえば柿や山の自然の木の実だだったという話をよく聞きます。砂糖がなかったということです。どれぐらいなかったのか、その頃の食生活はどのようなものだったのか、山里のお年寄りにお話を聞いたり、書籍で調べたりした記事を掲載しています。

長野県中川村「尊かった糖分~馬と馬搬」 岐阜県恵那市「鉄砲梨はうまかった」

奥三河の干し柿のこと、伊豆天城山系のアマギアマチャ(甘茶)、南国鹿児島の黒砂糖、戦後なぜ砂糖がなかったかの話など。テーマ外では、不耕起栽培のこと、愛知県設楽町豊邦・桑平の用水の記録など。

砂糖は昔ずっとなかったわけではなく、戦中戦後の一時期だけ極端に欠乏したということです。それ以前はそれなりにそこそこ手に入っていたということ。驚きでした。

2023年5月1日発行、B3判4面 ¥100

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