聞き書き集『高麗むかしのはなし 鳥取県大山町高麗地区の聞き書き』刊行

鳥取県大山町高麗地区の聞き書き集が刊行されました。発行者は ふれあいの郷かあら山 さんです。
1年前からこのプロジェクトにかかわらせていただき、8人の書き手の皆さんに併走して作品作りのお手伝いをさせていただきました。
大山町高麗地区は鳥取県の西端近く、米子市に隣接しています。過去に多くのプロジェクトに携わってきましたが、全く経験のない地域性で驚きました。現在80代ぐらいの方たちは、結婚年齢がすごく若く、多くの方が10代で結婚されていました。また、婿取りが多いのも特徴であると感じました。話し手さんの多くは農業に携わってこられた方で、90歳超えてもまだ畑づくりにいそしんでおられます。過去には大変な時代がありましたが、今は田畑と共に自給自足に近い豊かな食のある暮らしをされているように感じました。まあそれは日本の農山村では同様に感じられることではあります。
高麗地区は海に近いですが少し山手にもあり、集落の短い坂を上がると海が見え、石積みに囲まれた集落風景は穏やかで、本当に素敵な山村・漁村地域でした。Iターンの方も活躍しておられ、地域にも溶け込んで、地域を元気づけていました。
日本海側は寒いというイメージがありますが、冬の寒さは中部地方山間地ほどではなく、逆に夏の蒸し暑さは格別で、夏野菜の収穫時期は岐阜県東部と比べると1カ月ぐらい早く、驚きました。

聞き書き集を多くの方に購入していただきたいと思います。発行者「ふれあいの郷かあら山」さんにはホームページもあるので、ぜひ検索してみてください。


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