• カテゴリー別アーカイブ 交流啓発
  • 長野県伊那市高遠町三義の聞き書きの報告会を行いました

    2021年度に聞き書き活動を行い、書籍を刊行しました。今回の書籍は暫定版のため、一般に配布はしていませんが、話し手・聞き手が集まり、振り返りをしました。昼食は名物の手打ちそば。活動を主導された遠照寺の住職さんが前日に打ち、その他いろいろな御馳走をみんなで手造りして、なごやかに会が進みました。


  • 山里の聞き書き活動にはざっくりいくらかかるか―書籍制作をお考えの地域リーダーの方へ

    山里文化研究所では、各地、各団体が行う聞き書き活動への助言・支援・指導を行なっています。これまで15地域以上で活動、300作品以上を生み出してきました。地域の歴史を若者や移住者で聞き書きして本にする活動を検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。

    聞き書き活動にかかる費用は、弊所の支援料+書籍印刷(400部程度)で100~150万円前後かかるとお考え下さい。これについて詳しくは後日また記事にします。

    ここ数年では、長野県伊那地方の中川村、高遠町山室地区の聞き書きをお手伝いさせていただいています。15年ぐらい前と比べ ...



  • 長野県伊那市高遠町三義地区の聞き書き始動

    山室(三義)地区は伊那市の中でも最も諏訪に近い本当の山間で、山室川沿いに小さな集落がぽつぽつ続いています。現在人口200人中移住者が100人。ここで、移住してきた若い人たち+由緒あるお寺の住職さんが中心になって聞き書き活動を始めました。2021年10月に第1回の聞き書き塾、そして聞き取り、書き起こし、編集、書籍刊行へと進んでいきます。このお手伝いをさせていただけることになりました。楽しみです。


  • 長野県中川村の聞き書き『山に生き、里に暮らす』完成しました

    長野県中川村の昔と今の暮らしを9名の方から聞き取りして書いた聞き書き集です。9名のうち1名は隣の駒ケ根市在住。昭和36年の豪雨災害に見舞われた「四徳」地区の昔の様子を語ってくれました。

    聞き手は8名、村の若手を中心に愛知県、岐阜県在住者も中川村に通ってお話を聞きました。

    2月11日の村での森林フェスティバルでお披露目会を行いました。

    山里文化研究所は聞き書き活動の指導、編集に当たりました。

    1500円で販売。発行元は信州なががわ木の駅実行委員会。問い合わせ先は中川村役場耕地林務課。


  • 宮崎県椎葉村の神楽を見せていただきました

    椎葉村の神楽は村内のあちこちの集落で毎年12月頃に行われています。神楽の内容は大筋同じでも、ちょっとずつ違いがあるようで、今回訪れた嶽ノ枝尾では、旅人が宿を借りに来る「宿借」という演目があることが特徴です。遠山郷の霜月祭り・奥三河の花祭りでは女性は見物にすら行かないものだったのですが、椎葉では見物の女性がはやしたてるという活躍をします。そんなことと引き比べて興味はつきません。

    奥三河の花祭りの里から参加したメンバーの感想……「すぐ近くに天孫降臨の地(*)があるという信仰の背景が祭を継続する力となり、演目も洗練されていったの ...