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  • 山里文化新聞18号を刊行しました

    今号のテーマは「保存」。農作物の保存の仕方について、山里の人にお聞きした聞き書きなどを掲載。鹿児島の「しべでこん」(大根)、あくまき。岐阜県美濃地方では、根菜を土の中や掘りごたつの横の室で保存。倉と蔵の形。漬物販売の規制強化が6月から始まる問題、道の駅での漬物の行方、90年前に語られていた保存方法など。ほか、テーマ外で、国分寺市の地域通貨について。B3判4面。御興味のある方はぜひ手にとってお読みください。200円(送料別)で頒布しています。


  • 「山里文化新聞」年間購読の御案内

    山里文化新聞は現在のところ年3回発行、通常はB3判4面で、1部200円で頒布しています。

    今年度から年間購読制をスタートしました。送料込で年間800円となります(2023年11月15日現在。将来変更となる可能性はあります)

    なお、複数部必要な場合、2部1200円、3部1600円、10富4200円(同号の送付です)。

    別途バックナンバーもありますので、必要な場合は同梱します。

    ぜひ御購読ください。お申し込みはメール等で。


  • 機関紙「山里文化新聞」第17号を発行しました

    今号のテーマは「干す・乾燥」。

    かつて山村で盛んだった干し椎茸の生産。乾燥方法も時代によって変わります。花祭りで有名な奥三河・愛知県豊根村の椎茸栽培の聞き書き。富山県礪波市の郷土食、干し野菜料理。南伊豆で有機農業を実践されている人の干し野菜紹介、子どもの頃の干し芋の思い出、梅干しといった食品から、木材の乾燥まで。奈良県天川村や遠山郷の雑穀を架けるはざ、和歌山県の稲はざ、東南アジアの米乾燥、飛騨の寒干し大根、インドネシアレンバタ島の鯨肉乾燥、長崎県小値賀島のかんころ(芋の乾燥)なども写真で紹介しています。また、長野県中川村の ...



  • 機関紙「山里文化新聞」第16号を発行しました

    今回のテーマは「虫送り・七夕・盆行事」。この3つには共通する要素があります。地域によって様式が異なり、その由来も複雑で、土着の風俗習慣や中国の文化、日本の宮廷の文化、仏教など、いろいろな要素が混じりあっているようです。各地域の盆行事、七夕のやり方や、岐阜県・愛知県にある、虫送りと少し似た「送り神」という行事を取材して取り上げています。お盆の仏様を送り迎えする馬も、きゅうりやなすのほかとうもろこしも登場します。川原で子供たちがカレーを作るという面白い風習もありました。

    2023年8月1日発行 B3判4面、200円 (印刷代等 ...



  • 機関紙「山里文化新聞」第15号を発行しました

    今回のテーマは「砂糖・甘味料」。戦後、甘い物といえば柿や山の自然の木の実だだったという話をよく聞きます。砂糖がなかったということです。どれぐらいなかったのか、その頃の食生活はどのようなものだったのか、山里のお年寄りにお話を聞いたり、書籍で調べたりした記事を掲載しています。

    長野県中川村「尊かった糖分~馬と馬搬」 岐阜県恵那市「鉄砲梨はうまかった」

    奥三河の干し柿のこと、伊豆天城山系のアマギアマチャ(甘茶)、南国鹿児島の黒砂糖、戦後なぜ砂糖がなかったかの話など。テーマ外では、不耕起栽培のこと、愛知県設楽町豊邦・桑平の用水の記録など ...